ヱビスビアタウン - ヱビス公式ファンコミュニティ|YEBISU

なんでもトークルーム

皆さん、こんばんは!
とうとう4月、新年度がスタートしますね。4月は「卯月」とも言いますが、由来は今年の干支のような「うさぎ」ではなく、「卯の花」=ウツギの花という説が主流のようです。ウツギは初夏の花ですが、旧暦では現在の5・6月の気候が4月にあたるため、ちょうど花期を迎えていたのでしょう。ちなみに、おからを「卯の花」と呼びますが、ウツギが白く小さな花をたくさん咲かせる様子に似ているから、というのが理由だそうです。

また、4月は英語で「April(エイプリル)」といいますが、こちらはラテン語で“開く”という意味の「aperit」や、ギリシャ神話のアフロディテ「Aphrodite」が由来と言われています。春が訪れ、キリスト教のイースター(復活祭)がある4月は、ヨーロッパ圏では非常に重要な月。しかし、そんな月の頭にくるのは、ジョークや嘘を言っても良いとされる「エイプリルフール」です。

由来は諸説あるそうです。16世紀のフランスで、新年を春分から1月1日へ変更することに反発した民衆が4月1日を“新年”として騒ぎ始めたことを始まりとする説。イギリスでは国王へオークの木にちなんだ飾りをつけて忠誠を誓う風習があり、飾りをつけ忘れた人をからかったとされる説。インドの仏教徒は春分まで修行に集中しますが、4月1日の修行開けに「気を緩めるな」と戒めるための「揶揄説」が始まりという説。どれも真偽が定かでないという点も、エイプリルフールらしい気がします。

また、インドの揶揄説は中国へ渡り、「万愚節」となったと言われています。日本へは、中国から風習が伝わり「不義理の日」という形になったそうです。不義理の日とは、日頃ご無沙汰をしていたり、不義理をしていたりする人へ手紙などでお詫びをする日とのこと。今の意味でのエイプリルフールが伝わってきたのは、大正時代だと言われています。

新年度、新生活への緊張や不安を抱えている人も多いかと思いますが、4月1日は世界的各国で「冗談OK」の日。ビールで乾杯しながら、ぜひリラックスしてください。

1件のコメント (新着順)

四月の魚の日でもあるので、魚を食べました。深い意味はないです笑