皆さん、こんにちは!
今年はお花見シーズンが例年より早く、少しさみしさを感じますね。それでも、お花見の宴会が解禁になったこともあり、2月下旬から店頭で「桜味」の食べ物をよく見かけていたので、長く楽しんでいるような気がします。
近年は、見た目の美しさから「エディブルフラワー」呼ばれる色とりどりの食用花がスイーツなどにあしらわれることが増えたように思います。日本でも、桜は古くから食用花として愛されてきました。
例えば、桜の花を塩や梅酢で漬けた「桜漬け」。アンパンやケーキ、ご飯やお茶などに入れられることが多いですね。桜漬けは、神奈川県の小田原市や秦野市が有名で日本のシェアの約8割を占めるそうです。小田原周辺は梅の産地でもあるので、そこで収穫された花は白梅酢で漬けられます。素材に使われる花は、一般的なソメイヨシノでなく、八重桜の「関山(かんざん/せきやま)」という品種です。八重桜の花期は平均で4月の中〜下旬なので、これからが旬ということですね。
また食用の桜といえば、桜餅を包む「葉」も欠かせませんね。「桜葉漬け」も、静岡県の伊豆地方が全国シェアの大半を占める一大産地だそうです。こちらは、「大島桜(おおしまざくら)」という種類の桜を使います。大島桜は、ソメイヨシノの親にあたる日本の固有種で白い花を咲かせ、産毛がなく食用に向いたすべすべとした葉が特徴です。用途から「モチザクラ」とも呼ばれていますね。
ちなみに桜餅には、隅田川の「長命寺」で考案された小麦粉の生地で巻く“関東式”と、京都の「道明寺」で考案されたもち米を用いる“関西式”とがありますが、どちらも葉を使うのは同じ。葉を残す人もいますが、大人になってからは甘い餡に桜の葉の塩気と香りが絶妙だと感じるようになりました。
“桜の香り”と呼ばれている成分は「クマリン」といい、葉に多く含まれるそうです。花からは感じ取れるほど香ることが少ないようで、食べ物などに加工してこそ堪能できる楽しみと言えます。視覚で楽しんだ後も、味覚で、嗅覚で、桜の春を堪能しつくしてみてはいかがでしょうか。
■桜の花と葉を使った、春香る簡単桜もち
https://bit.ly/3lSXnnL
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投稿を表示長命寺の桜餅はスカイツリーに行った際に立ち寄って食べた事があります。その場でいただくのが一番ですね。最近は道明寺の方が好きです。、
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投稿を表示桜餅、私は関西式派です🤤
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投稿を表示ヱビスマガジン編集部さん こんばんは。
NHK R1 ラジオ第一 石丸 謙二郎の山カフェ 4月1日放送分 8時台で
静岡県松崎町、桜餅を包む桜葉の大産地だそうですよ。
詳しくは、らじるらじるで聞けますよ~
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投稿を表示ヱビスマガジン編集部さん
塩漬けした桜の花のお茶は、香りと風味が独特でいいですよね。
ところでクマリンには毒があるそうで、サクラの葉を大量に食べるとよくないらしいです。
ふつうそこまでは食べられませんが😙
ちなみに銀杏も大量に食べるとよくなく、これは食べられるレベルの量で中毒症状を起こすので、要注意です。