直木賞とYEBISU
直木賞とYEBISU今村翔吾「塞王の楯」(2021年・P560)令和4年・第167回直木賞受賞作越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助けられる。匡介は源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)(=石垣作りの職人集団)の飛田屋で育てられ