年をとるとボケることが心配になる。体を動かし、頭を使うと良いらしい。なんとかジョギングで体を動かしてはいるが、頭を使う機会があまりない。一人空想にふける年でもなく、難しい勉強を今更する気にもなれない。小説を読んでも字を追っているだけで、どうも頭を使っているとは思えない。そんなあるとき川柳の懸賞応募が