※本投稿は「ヱビスものづくりプロジェクト第1弾企画」に関する投稿です。企画についてご存知ない方は、まずはこちらからご覧ください。

ヱビスものづくりプロジェクトの第1弾企画「ヱビスと、東京の工芸。」
最後にご紹介するのは、荒川と江戸川に囲まれた下町で3代続く硝子メーカー・田島硝子がつくる富士山形のビールグラス。冷たいビールを注ぐとえびすさまが色づく目にも楽しいギミック付きです。

ビールを注ぐと富士山が現れる、持ちやすさにもこだわった富士山宝永グラス®

このコラボレーションに使われるグラスは、田島硝子の「富士山宝永グラス®」というシリーズ。富士山の世界文化遺産を記念してつくられたデザイングラスで、江戸時代・宝永4年の大噴火で誕生した「宝永山の火口」をイメージしたくぼみと、富士山麓に自生する「富士さくら」の切子細工が特徴的なひと品です。

今回は、グラスの色をシンプルな「クリア」と華やかな「薄桃色」の2種類から選ぶことができます。

側面には富士山の「宝永火口」をイメージしたくぼみがあります。くぼみは親指がちょうど収まる形にデザインされているので、円錐形のグラスでも滑りにくく持ちやすいのが特徴です。ピンポイントで滑らかなくぼみをつけるのは高度な技術が必要なのだそう。

くぼみと対称の位置に施された「富士さくら」の切子細工もやはり、手に持った時にすべりにくくする工夫のひとつ。こちらも職人が手作業かつフリーハンドで施しているため、ひとつひとつに微妙な表情の違いがあります。

正面のロゴは温度が17℃以下になると色が変化する特殊な仕様。ビールを注ぐとえびすさまの色が白色からほのかな赤色に。まるでえびすさまが喜んでいるように色づく様に思わず笑顔がこぼれます。

飲み口は薄すぎず、厚すぎずの程よい厚さに仕上げています。
販売時はこちらのプレミアムなグラスを、特製ヱビス柄桐箱に入れてお届けします。

目指すのは世界中で愛されるオンリーワンの商品開発。江戸硝子の技術を次世代に伝える田島硝子3代目の挑戦

西洋から伝わったガラス製法をもとに江戸時代に誕生した「江戸硝子」は、2014年には国の伝統的工芸品にも指定されています。現在も江戸硝子を製造・販売する数少ないメーカーのひとつである田島硝子も、ヱビスと同じ東京の地で脈々とその技術を受け継いでいます。

田島硝子は田島硝子は昭和３１年に祖父の田島 松太郎が江東区にて創業したガラス製造メーカー。その後昭和３８年に現在の江戸川区松江に自社工場を構え現在に至ります。現在数件ほどになってしまった江戸硝子メーカーのライバルたちと切磋琢磨しながら、江戸硝子の技術を未来へ残すために職人の育成など様々な施策を試みています。
それを象徴するのが、海外で大ヒットした「富士山グラス」をはじめとしたオンリーワンの商品開発。常に新しく良いものを生み出そうとする姿は、ヱビスの考え方にも通じるところがあります。

田島硝子の硝子職人の制作風景。吹場と呼ばれる、熱々のガラス生地に息を吹き込んで成型作業を行う場所では、ベテランから新人まで20人ほどが忙しく作業をしていてとても活気があります。ガラスの原材料を溶かす中央の窯は10年間一度も火を落としたことがないそう。

「ひとつひとつ丁寧に吹き上げるグラスは手に持ったときの温かみが違います。職人たちの経験と技術が詰まった江戸硝子の魅力をぜひ実際に体感してみてください」と田島社長。
ビールを注いだとき、えびす様がほんのり色づいていく様子は何度見ても飽きません。見た目の美しさだけでなく飲みやすさ、握りやすさにもこだわった富士山デザインのビールグラスをぜひ検討してみてください。

（商品データ）

（商品の詳細な画像）

■他の候補品投稿はこちらからご確認いただけます。
【製作候補商品①】錦糸町の老舗 廣田硝子によるヱビス柄切子グラス
└皆様のご要望を受けて、①の商品のお写真を追記しています。
【製作候補商品②】東京・檜原村産檜が香る吉祥文様のコースター
【製作候補商品③】江戸川区の老舗 篠原風鈴本舗による鯛柄の江戸風鈴
 

最後の候補アイテムは、
ご縁横丁へようこそ＞ヱビスものづくりプロジェクトカテゴリにて公開予定です。お楽しみに！

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