2023/10/01 09:58
無人島に3枚CDを持って行けるならシリーズ
〜クラシック、ジャズ以外編②〜
佐野元春 / Visitors
個人的には彼が紹介したロスジェネの本家ジャック ケルアック、アレン ギンズバーグなどのアメリカ文学の影響を特に受けた。
サムデイに代表されるポップ路線からガラリとスタイルを変え、80年代のNY、ロウワー イースト サイドの雰囲気をそのまま封じ込めた様な、今聴いても全く古臭さを感じない1枚だ。
ヒップホップを日本で初めて(と言われる)取り入れたコンプリケーション シェイクダウンが1番好き。
初冬に必ず聴きたくなるサンデー モーニング ブルーも秀逸。
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投稿を表示ふゆきんさんのプレイスタイルからまさか佐野元春さんが挙げられるとは,
びっくりして椅子から転げ落ちそうになりましたよ。
1983年ブレイク前に"No Damage"を残して突如アメリカへ飛び立った佐野さん,
渡米後に"No Damage"はオリコン1位となり日本では元春ムーヴメントが始まります。
現地ニューヨークでアパート,バンドメンバーを探し,
当時のの空気を自己流に解釈し,生み出したのがこの”VISITORS”
84年の発売当時は賛否両論で”お経みたいな音楽”とか
”ブロンディのラプチャーと比較すると”なんてレビューもあり,
新しい音楽で楽しんでもらいたいと帰国した当人はかなり落胆したのでは。
【ヒップホップRun-D.M.C.のブレイクは2年後ですから】
そして1年待ってシティ・ポップの続編を期待していたファンは離れていき,
ムーヴメントも収まっていくのですが,
私は逆でリピートの毎日,新たな発見の毎日で生涯で一番聴いたアルバムとなりました。
サンデー モーニング ブルーもすばらしいですが,
ルー・リードを彷彿させるニューエイジが大好きです。
♬でも今夜は君の濡れたコートを脱がしてやりたい
That's meaning of Life♬
元春said
ニューヨークのアパートメントの一室で、
直感的にこれから来る未来は
どのようなものだろうと思いを馳せた。
その時になぜか想像したのは、
ユートピア的な明るい未来ではなく、
ディストピア的な暗い未来だった。
それでも、未来に生きる僕たちは、
そこに埋もれてしまうのではなく、
闇を裂き、小舟で海原を切り裂きながら前進していく、
そういう力強い勇敢な曲を書きたいと思った。
それが『NEW AGE』です。
きりがないのでこの辺で
いつか”VISITORS”についてヱビス片手に語り合いたいですね(笑)
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