2022/10/21 20:48
定年退職後、昔飼育していたレース鳩の飼育を再開しました。マイナーな趣味なのでご存じない方の方が多いかと思います。少し説明すると、オスとメスの種鳩から春、雛を取り(卵を産んでから約18日後に孵化し、孵化後7日前後で固体識別用に足環を挿入します。約1か月後に巣立ちさせます。)鳩舎に帰るようにするため舎外と言って鳩舎外に出して慣れさせます。入り口はトラップにて入舎のみ可能になっています。出舎は別に出舎口を設けていて朝夕2回舎外して2、3か月ほど自由に飛翔させておき、その後は秋のレースのために訓練に出かけます。専用の籠に10羽程度入れ、車に積んで目的地で放鳩します。目的地は5km、10km、50kmと距離を伸ばしていき、その後秋レースに参加していきます。秋レースは100km、150k、200km、、300kmまであります。レースの順位は鳩の足にはめたチップ環を鳩が帰還した時、入舎口に設置している受信器により読み込まれ、到着時刻が記録されます。事前に放鳩地と鳩舎間の直線距離を算出しておき、放鳩時刻と記録時刻で所要時間を出し、距離を所要時間(分)で割って、分速を出し、これの速い順となります。速いのに越したことはありませんが、遠い距離を一生懸命に帰ってくる姿を見るたび感動します。これは何回経験しても変わりません。春レースもあり、100kmから1000kmまであり、帰還する鳩は距離が長くなるほど少なくなります。優秀な種鳩を購入し、より良いレース鳩が出来るよう配合を考えることも楽しみの一つです。結構、飼育していく為の費用(飼料代、レース参加料、種鳩購入費用)は掛かりますが好きなことをしているので何とか工面して続けていこうと思っています。
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投稿を表示レース鳩さん!
心なしか立ち姿がキリリとしていますね...!