2024/02/17 19:09
トゥーティッキの名言集 No.8
「この世界には、夏や秋や春にはくらす場所をもたないものが、いろいろといるのよ。
みんな、とっても内気で、すこしかわりものなの。
ある種の夜のけものとか、ほかの人たちとはうまくつきあっていけない人とか、だれもそんなものがいるなんて、思いもしない生きものとかね。
その人たちは、一年じゅう、どこかにこっそりとかくれているの。
そうして、あたりがひっそりとして、なにもかもが雪にうずまり、夜が長くなって、たいていのものが冬のねむりにおちたときになると、やっとでてくるのよ」
ムーミン谷の住民たちの多くは長い冬の間、冬眠するか、家にこもるか、または暖かい地方で過ごしますが、トゥーティッキは冬眠をせず、ムーミン家の水あび小屋で暮らしています。そのため、冬にしか姿を見せない、不思議な生き物たちのこともよく知っています。
内気な方に話しかけてみると、以外な面を発見することがあります。