ken_pro
2024/11/04 06:06
直木賞とクラフトビール(ココロクラフトペールエール)
高村薫「マークスの山」(1993年・P441)
平成5年・第109回直木賞受賞作
昭和51年南アルプスで播かれた犯罪の種は16年後、東京で連続サツ人として開花した。精神に〈暗い山〉を抱えるサツ人者マークスが跳ぶ。元組員、高級官僚、そしてまた…。謎の凶器で惨サツされる被害者。バラバラの被害者を結ぶ糸は? マークスが握る秘密とは? 捜査妨害の圧力に抗しながら、冷血のサツ人者を追いつめる警視庁捜査第一課・合田刑事らの活躍を、圧倒的にリアルに描き切る本格的警察小説の誕生。(あらすじより) (注・N.Gワードをカタカナにしています)
刑事・合田雄一郎シリーズは第6巻まで刊行されています。その第一巻が直木賞受賞となりました。高村薫さんは日本文学会の重鎮で、2013年より直木賞の選考委員もされています。社会派の作家さんで辛口批評が私は好きです。朝日新聞へもよく寄稿されていて、たるんだ政治家や官僚などへは容赦ない冷水をぶっかけます(笑)
読書のあとの美味しいココロクラフト。
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