「夏草や兵どもが夢の跡」奥州藤原 氏の栄枯盛衰と自然の偉大さを詠んだ芭蕉の句です。

人の一生は儚いと、達観するには、さらに歳を重ねる必要があると思いますが、紆余曲折がある日々の生活で大切にしたい一つに「感謝」があると思います。

怒りながら心から感謝する人はいないように、感謝をする心には、自然と相手への温かい気持ちや慈しみがあって、それは、キャッチボールのように、いずれ自分に返ってくるものだと思います。

感謝は、幸せの万能薬。たまには、毎日歩いてくれている自分の脚やアルコールを分解してくれる肝臓などに感謝をしてもいいのかな　と思います。きっと、いつまでも元気に働いてくれるのではないでしょうか。

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写真は、平泉の毛越寺庭園で、侘び寂びを感じます。かな書は、冒頭の俳句を手本を見ながらかいてみました。