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ヱビス写真部

ken_pro
2024/12/16 06:05

直木賞と箕面ビール(オヤマダベリーズ)

山本一力「あかね雲」(2001年・P365)

平成13年・第126回直木賞受賞作

希望を胸に、身一つで京都から江戸へくだった豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉と、それを支えるおふみはやがて夫婦となった。固く大きい江戸の豆腐と、やわらかで小さい京風の豆腐。好みの違いに悩みながらも、二人で精を出し、周囲に助けられ、ついに表通りに店を構える。その一方、家族にはだんだん気持ちのすれ違いが大きくなっていた。商売を引き継いだ三人の子らまで、豆腐屋二代の機微を描いた傑作人情時代小説。(解説より)

山本一力さんは小説家に転向して5年目の本書で直木賞受賞です。江戸時代の町人たちの暮らしぶりをいきいきと描き出している素晴らしい作品です。

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