「プレミアムビール」のエビス。それを美味しく飲むためのコップとしてこれまで、材料(ガラス,陶器,磁器,金属など)を変えてみて、その中でやはり一番は、ガラスでした。

今回は、そのガラスのコップ(グラス)で、手持ちの形の違う中から、どのビールにどれが合うか試してみました。

まず、「おいしいの定義」と、その「ものさし」ですが、嗜好品でもあり人それぞれです。なので、一般的な評価項目として、味覚チャートにある「香り，コク，苦み，喉ごし，キレ」などに、私がこだわっている「冷たさ，後味，余韻」も加えました。

使うグラスは、手持ちの中から厳選して、３つ。薄くて軽い形の違う２つ、そして比較用にビールを買うと景品についてくる厚くて重い、上部がチューリップ型の1つ。

【 結　果】個人の嗜好としては、最初の写真に記載したとおりとなり、ビールの種類によって使い分けするとよいみたいです。(細かい評価結果は、長文となるため省略します)

そのときにグラスの形で違いが確認できたポイントは、以下の4点です。

• 飲み口が厚いと、ビールと唇の間に厚いガラスを介すので、冷たさやビールが口に流れ込む爽快感が薄れる、それに重たい。
• 飲み口が広ければ、さわやかでストレートな香りが、狭まるとこもったような香りを感じる。
• 直線のタンブラー型とそれ以外では、口に流れ込む際のグラス角度が違い、それはビールが舌の上を多く流れるか、舌に潜るように流れるかで、味や喉ごしの感じ方が大きく変わる。
• グラスの下部が狭くなるグラスは、注ぐ際に泡によってビールが保護されやすいのか、コクや苦みを強く感じる。
• (番外)　底が狭いコップは、洗うスポンジや布巾が届かないなど、工夫が必要。

☆　ふと、エビスがテイスティングに使うグラスは、どんなのかな？と知りたくなりました！